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色褪せた車は買取価格に影響する?色褪せ対策で買取価格に大影響!?

車用ワックスなどで普段からこまめに手入れをしているはずなのに、新車の頃より車がなんだか色褪せして、ボディがくすんで見える…といったことはありませんか?車の塗料は以前に比べ質が高くなったので、すぐに塗装が劣化し色褪せすることはなくなってきましたが、それでも長年にわたり車に乗っていると、色褪せは起こってしまうものです。車の色褪せの原因と予防法、また、色褪せした車は、中古車として買い取ってもらう際に買取価格に影響が出てしまうのか、についてご説明したいと思います。

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車の色褪せは何故起こる?

同じ年式の車でも、かなり色褪せてしまった車もあれば、それなりにキレイな状態を保てている車もあるかと思います。車の色褪せは、日頃の手入れや車の保管場所、また、ボディーカラーなどによって違いが出てくるようです。

車の色褪せの一番の原因は

車の塗装は基本的に、下地の役割を果たす「下塗り」、上塗りの補強のための「中塗り」、仕上げの「上塗り」、そしてツヤ出しや、耐久性を高めるための「クリア塗装」と4層になっています。一番表面に塗ってある「クリア塗装」が劣化してくるとツヤがなくなってしまい、やがてその下の塗装内部まで劣化が進むと、色褪せが進んでいってしまいます。そんな車の色褪せの原因となるのは、洗車時についた細かな傷や、酸性雨、塩害、水垢、強い酸性の鳥のフンなど。そして、車の色褪せの一番の原因となるのは、紫外線による日焼けです。紫外線は、塗膜を破壊し劣化を促進させてしまいます。塗装の劣化を放置していると、最終的にはボディーがサビてしまうことにもつながりますので、できるだけ車に紫外線を当てないようにしなくてはいけません。

色褪せしやすい車のボディーカラー3つ

紫外線は車のボディーに悪影響を与え、色褪せを引き起こすことがおわかりいただけたと思います。紫外線を吸収してしまうと、塗装が劣化し、色褪せが起こってしまいます。ですが反対に紫外線を吸収せず反射する色は、色褪せも起こりにくいとも言えます。紫外線による色褪せを引き起こしやすい車のボディーカラーというのがありますので、ご紹介したいと思います。

1.黒い車

ボディーカラーが黒の車は、一番色褪せしやすいと言われています。黒は傷などが目立ちやすく、また、紫外線と赤外線の両方を吸収してしまうため、劣化が早いようです。

2.赤い車

近年は塗料の質も良くなりましたが、赤い車も色褪せしやすい車と言えます。街中で、色褪せの激しい赤い車を見たことがある方も多いのではないでしょうか?

3.赤紫の車

赤の次に色褪せがしやすいと言われているのが、赤紫のようです。赤紫の中でも、赤に近ければそれだけ色褪せも早いようです。

上記3つのような色褪せしやすい色は、紫外線を吸収しやすいのが原因となっているようです。反対に白や、シルバー、ベージュ、クリーム色など白に近い色は、紫外線を吸収しないため日焼けによる色褪せが起こりにくいとのことです。

もし、白っぽい色の車なのに色褪せが起こっているなら、日々のお手入れ不足が原因のようです。また、青い色も紫外線を吸収しないため、色褪せが起こりにくい色と言われています。

このように、車のボディーカラーによって色褪せの起こりやすさが異なってきますので、黒や赤など色褪せが起こりやすい色の車に乗っている場合は特に、色褪せしないよう日頃の予防が必要だと思われます。

車の色褪せによる買取価格への影響

「長年乗ってきた車を買い替えようと思っているけど、色褪せがひどい。エンジンなど他の部分は不具合が全くないんだけど…」こういった車は高く買い取ってもらえるのでしょうか?車の色褪せがどの程度、買取価格へ影響を及ぼすのか、一般的な買取価格の傾向を見ていきたいと思います。

見た目の悪い車は買取価格を下げる

中古車として販売するにあたって、見た目の悪い車はやはり買取価格が下がってしまうと言えるでしょう。色褪せがかなり進行している車は、見た目が悪いだけでなく、エンジンなど他の部分も劣化しているイメージを持たれてしまいます。購入したいと思ってくれる人がいなければ中古車としての価値はありませんから、買取価格は低いと思っておいたほうが良いでしょう。また、色褪せした車を綺麗に再塗装してから販売するとなると、数十万という費用がかかってしまいます。高額な費用をかけるくらいなら、引き取らない方がいいと思う中古車販売店も多いかと思われます。

塗装し直せば買取価格は下がらない?

中古車として人気のある色は、パールホワイトと言われています。パールホワイトは、塗装の劣化が少なく、ツヤ感があるため、低年式でも古く見えにくいので人気が高いようです。それなら、下取りに出す前に、自分で色褪せした車を全塗装してしまえば、高く買い取ってもらえるのではないか…と思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし残念ながら、そううまくはいかないようです。車の塗装はとても高い技術が必要なため、自分で塗装しても綺麗に仕上がりませんし、高い費用を払って塗装してもらったとしても、全塗装を行った車は、大きな傷などを隠すために全塗装したと思われ、マイナス査定となってしまうようです。

車の色褪せを防ぐために

塗装し直すと査定額が下がってしまうなら、色褪せを防ぐことが、高く買い取ってもらう一番良い方法かもしれません。では、日焼けによる車の色褪せを防ぐためには、どんな方法が有効なのでしょうか?

車が紫外線を浴びてしまったら

車に乗っていると、紫外線を浴びてしまうのは仕方がないことです。しかし、こまめにお手入れをしておけば、車の色褪せの進み具合を遅らせることもできます。大きく色が変わってしまわないうちに、塗装の日焼けを修復してしまいましょう。一般的なお手入れの方法としては、粗目、細目、極細の3種類のコンパウンドを使います。コンパウンドを使用する場合はあらかじめ車はシャンプーで洗っておいてください。

車が完全に乾いたら、劣化している塗装面を粗目のコンパウンドで優しく削ります。そして、細目のコンパウンドで周りとなじませながら優しく削っていきます。最後に、極細のコンパウンドで、全体的になじませ仕上げてください。その後、ボディーを簡単に洗い、完全に乾いたら、コーティング剤やワックスを使って塗装面を保護します。

車が紫外線を浴びる前にできる対処法

それでは次に、車が紫外線を浴びないようにする方法を見ていきたいと思います。

ガレージやカーポートに入れる

車に紫外線をあまり当てないためには、日光の当たる屋根のない屋外に車を停めるのではなく、ガレージやカーポートなどに保管するのが一番です。

車にカバーをかける

ガレージやカーポートがなく、屋根のない屋外に車を停めている場合は、カバーをかけておくのも良い方法と言えるでしょう。しかし、汚れがついている状態でカバーをかけると傷がつく原因にもなりますから、注意して行ってください。

ガラスコーティングをする

ガラスコーティングをしておけば、走行中も保管時も日焼けによる色褪せを防いでくれます。また、ガラスコーティングは傷や汚れ対策にも有効となっています。

まとめ

経年劣化による車の色褪せはどうしても起こってしまうものですが、色褪せてしまった車は、残念ながら買取価格が低くなってしまいます。車をできるだけ高く売りたいと思われている方は、色褪せしてしまわないようガラスコーティングや、日頃のお手入れをこまめにされることをおススメします。また、これから新しい車の購入を考えられている方は、色褪せしにくく、中古車としても人気のあるパールホワイトカラーなどを選んでおくのも良いかもしれません。

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