今のご時世、いくつかの廃車買取業者が「無料で廃車をします!」と謳っています。
昔では考えられない優良サービスが出回るようになったと感じていましたが、どうやらこれには少し裏があるようなのです。そこで、ここでは廃車無料という言葉の詳細と、完全に無料で廃車できる業者についてご紹介いたします。
目次
「廃車無料」は完全に無料ではない!?
出だしからショッキングな事を言いますが、「廃車無料」という事を謳っている廃車買取業者では、全ての廃車買取が無料で行われることはないのです。
ネコ店長
多くの方が「?」になるでしょう
これだけの情報だと何の事かサッパリだと思われますので、具体的な話をこれからご説明いたします。
廃車と無料の間の「基本」という言葉
まず、一つ目のパターンとしては、「廃車無料」ではなく「廃車(は基本的に)無料」という意味で謳っている業者です。
これは、普通に問題なく廃車できる車であれば、基本的には無料で廃車を請け負うが、不動車や水没車の運搬にレッカー車の手配となると有料になったり、自分で車を持ち込んだ場合のみ無料で、スタッフが車の引き取りに行く場合は人件費がかかって有料になる、などの条件が隠されているのです。
実例を挙げるとすると、こういった「原則」などの文言を挿入されている業者は、廃車が無料にならない可能性がありますので、事前に確認が必要になるでしょう。
ネコ店長
批判っぽくなりますので、業者名は伏せさせて頂きます。
廃車は無料だが他で費用がかかる
別のケースで言えば、廃車は確かに無料で請け負ってくれるが、運輸支局での廃車手続き代行に対して手数料が発生するといったケースもあります。他には、訪問査定を行う業者で契約する場合のみ訪問査定の人件費を請求されたり、解体手数料、事務手数料など、様々な項目の請求をされる可能性もあるのです。
ネコ店長
こんなの詐欺だ!!って思われるかも知れませんが、実際はそうでもないのです。
この場合は、言葉のあやの範疇に入ってしまいますので、残念ながらHPなどで謳っている「廃車無料」という言葉は嘘には該当しないのです。契約前に気付けばまだマシですが、これが契約後の明細書で初めて知ったという場合はかなり痛いですね。
しかも、廃車買取業者は基本的に契約後のキャンセルは、キャンセル料として3万円近く支払いが生じますので、この時にはすでに手遅れとなります。
ネコ店長
そうならない為にも、事前に費用の確認が必要なのです。
廃車が完全に無料になる方法
とは言え、費用の詳細などはサービス内容の規約など、かなり細かい所をチェックしないと分からない事がほとんどです。そうなると1業者のチェックだけでも10〜30分もかかってしまいますので、これが2社、3社と続けると相当な時間が必要になるでしょう。
そこで、ここでは私が現状知っている「廃車完全無料」で行える方法について、ご紹介いたします。
カーネクストに依頼
まず、一つ目の方法は廃車買取業者の一つであるカーネクストに依頼されるという方法です。実際に私が廃車を依頼したことがある廃車買取業者ですので、安全性についてはお墨付きです。
カーネクストの特徴としては、レッカー車の手配が必要になっても費用は掛からず、運輸支局での廃車手続き代行も無料で行ってくれますので、廃車に関して費用がかかることはありません。また、他社では有料になるような不動車や水没車であっても、無料で廃車を行ってくれるのです。
もちろん、カーネクストは廃車買取業者ですので、そんな車にも値段をつけて買い取ってくれるでしょう。
唯一の例外
実際にカーネクストでの廃車依頼の際に雑談がてら聞いた話ですが、廃車無料にならない唯一の例外があるのです。それは火災車で、これに関しては1万円ほどの処分費用のみ発生してしまうのです。
自分で一時抹消登録の廃車手続きの場合
2つ目のケースはかなり限定された場合のみの話ですが、自分で一時抹消登録を行う場合は廃車費用はかかりません。
廃車には永久抹消登録と一時抹消登録の2つが存在し、そのうちの一時抹消登録(車はスクラップせずに保管/中古車で売る/譲渡など)の手続きを自分で行う場合は、解体手数料は当然不要ですので無料で廃車手続きが可能となります。
ただし、この方法でも厳密には完全無料ではなく、運輸支局での手続きの際に印紙代として350円が必要になるのです。
ネコ店長
ちなみに、カーネクストに依頼の場合は、この印紙代も無料です
まとめ
以上のことから、廃車を完全に無料でできる業者は実はかなり少数派である事がお分りいただけたでしょう。
もちろん、カーネクスト以外にも完全に無料で廃車ができる業者は存在しているでしょうが、残念ながら私が調べた限りでは発見することが出来ませんでしたので、安全に行くのであればカーネクストに依頼する方法がオススメです。