車を安く変えたとしても維持費が高いと本末転倒となってしまいますよね。また、人によってはコスパが良い!と思うポイントも異なってくるとおもいますが、様々な条件によって車のコスパを考えるならどのポイントを抑えるべきか、そのように維持費を抑えることができるのかを詳しくご紹介していきたいと思います。
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使用頻度によってもかなりの差がでます
車のコスパを考えるなら、まずは普段どの部分に費用がかかっているか、また使用用途によって自分にあう車を選ぶことが重要です。普段から車に乗ることも多く距離的にも長距離走行がメインな方は燃費の良いもの。また、あまり使用頻度は多くなく必要な時だけしか車に乗らないとなると、税金を抑えたいと思うのでは無いでしょうか。それぞれの条件に合う車選びをしましょう。
車にかかる税金を抑えたい!そんな方はコレだ!
まず、車には様々な税金がかかってきます。普通自動車であっても軽自動車でも共通してかかる税金が自動車税。さらに大きい車になるほど高くなる自動車重量税。そして、現在は廃止となった自動車取得税ですが、廃止とともに新たに導入された環境性能割というものがあります。環境性能割はその名の通り環境に良い車は一部の税率が軽減されるというものです。税金を抑えたいという方におすすめする車はやはり、軽自動車となります。自動車税も安く、自動車重量税も課税されません。毎年かかる税金を抑えようとお考えの方にはぴったりではないでしょうか。
また軽自動車も近年では所有している方の割合も多く、駐車場では軽自動車のみが止めることのできるスペースが増えてきており、比較的料金も安く設定されていることも多く出先でも費用を抑えることができます。またお出かけの際は高速道路を使う方も多いのではないでしょうか?高速道路の通行料金も軽自動車は普通車に比べて安くなっておりその理由として挙げられるのは、軽自動車は道路に与えるダメージが軽度なため・軽自動車の車体は道路の占領するスペースが少ない事・軽自動車が高速道路を走行しても得られる便益が少ないことから、軽自動車の高速道路の通行料は安く設定されています。
燃費重視!ガソリン費用を抑えたい方
やはり車の維持費の中で多くの方が一度は気にする燃費!「この車は燃費が良いのか」という質問を大半の方がディーラーに尋ねるのではないでしょうか?2018年10月からの新型車は国際基準となるWLTCモードでの測定が義務化されていることから現在では多くの車のカタログ等の燃費詳細のところに「WLTCモード 20.5km/L」といった記載があるとおもいます。
こちらの数値を見て燃費の良し悪しがわかるのですが、この意味がよくわからない!という方も多いのではないでしょうか?WLTCモードとJC08モードについてご説明します。
WLTCモードとJC08モードについて
WLTCモード | 市街地モード・郊外モード・高速道路モードと3つに分けて計測を行い、より実際の走行に条件に近い燃費性能が計測できるのです。 |
JC08モード | 日本独自の計測方法となっており、平均速度や最高速度を引き上げて実際の走行パターンに近い数値を算出するようになっています。このJC08モードと言う表示は日本の独自の基準であるため海外では目にすることありません。 |
WLTCモードは国際基準とされているため、現在ではJC08モードからWLTCモードへの移行が始まっており、燃費を比較する際は基本的にWLTCモードを参考にするようにしましょう。
修理をしたとしても部品代があまり高くないもの
車の修理費用のことを考える方におすすめしたいものは、ズバリ・・・トヨタ車です。理由はというとやはり壊れにくい車ということで世界からも評価されていることから、日々のメンテナンスをしていれば修理費用も抑えることができます。また、他の車に比べトヨタ車は構造が非常にシンプルで修理が必要となっても比較的料金の安く設定されています。さらに、修理部品についても費用を抑えるポイントがあります。修理で必要となる部品について、リサイクルパーツ・リビルドパーツと場所によって使い分けることで費用を抑えることも可能です。逆を言ってしまうと、構造が複雑なスポーツカーや、外車となると整備にもかなり費用がかかってしまい、必要となる部品も輸入しなければい行けないケースも多く部品代だけで高額になってしまうこともあります。
タイプ別!コスパの良い車ランキング
様々な条件によってどのように維持費の差があるのかご紹介してきましたが、実際の車タイプ別ではどの車種を選べばよいのか迷いますよね。コスパの良い車がほしい方の参考にしていただきやすいようわかりやすくランキング形式にてご紹介していこうと思います。
コスパ最強?軽自動車ランキング
軽自動車は税金の観点から見ても、かなりコスパが良い車ですが、その中でもやはり低燃費の軽自動車は人気が高く、セカンドカーとして持つ方も多くいらっしゃいます。軽自動車の中でも私、ネコ店長がコスパ最強と思う車はコレだ!
第1位:ホンダ・N-BOX
ホンダのN-BOXはやはり人気が高く、室内空間も軽自動車とは思えないほど広くファミリー層にも人気の軽自動車となっています。人気車種なだけあり、新車購入となると軽自動車の中でも高額にはなってしまいますが、台数が多く出ているぶん中古車市場に出回っている数も多いため、旧モデルのN-BOXは狙い目でしょう。
第2位:スズキ・スペーシア
スズキのスペーシアはN-BOXと同様箱型モデルの車ではありますが、箱型で大人気のN-BOXに埋もれてしまっていることもあり、価格もそこまで高額ではありません。中古車市場でも人気まちまちで値引き術を上手く活用できれば大幅な値引きをしてもらえるかも・・・?また、燃費も低燃費でコストパフォーマンスもなかなか良い物となっています。
第3位:ダイハツ・ミライース
ダイハツのミライースは燃費の良い車!として開発されていることもあり、燃費性能は文句の付け所がありません。ミライースも中古車市場では旧モデルの価格が下がっていることから、狙いの車とも言えます。
幅広く人気なコンパクトカーランキング
コンパクトカーは排気量1,000〜1,800ccと扱いやすいサイズでもあり、幅広い年代層に人気があります。また、自動車保険料の観点からしても比較的安いことから事業用でも使われることも多いのです。
第1位:トヨタ・アクア
トヨタのアクアは町中でもかなりの頻度で見かけるのではないでしょうか?ハイブリット車で低燃費なのはもちろんのこと、人気車種なため中古車市場にも多く出回っており、比較的手に入れやすい車であります。
第2位:ホンダ・フィット
コンパクトカーの中でも1・2を争う人気車種、ホンダのフィット!こちらもトヨタ・アクア同様に町中で見かけることも多いでしょう。燃費はもちろん、実用性・安全性機能がもピカイチです。中古車市場でも多く出回り、旧モデルは価格も大幅に下がっているため手に入れやすい車とも言えます。
第3位:日産・キューブ
箱型で見た目もキュートなキューブ!男女問わず人気車種となっており、高い質感やインテリアの充実さから根強い人気を持っています。燃費も悪いといったことはなく、見た目や内装にこだわりたいと言うユーザーにとても人気な車となっています。
不動の人気を誇るセダン車ランキング
昔から安定的に人気なセダンですが、やはり高級車というイメージが強くありますよね。また、収納が限られておりファミリー層にはあまり向かない車となっていますが、セダンの良いところといえば、長時間の運転でも疲れにくいことでしょうか。
第1位:トヨタ・クラウン
セダンの中でも不動の人気を誇るのがトヨタのクラウン!高級感あふれる内装デザインは海外でも人気が高いものとなっています。新車はやはり価格がかなり高いものとなっていますが、ボディカラーによってかなり価格に差があるので、あまり人気ではないボディカラーで中古車を選ぶとコストは抑えることができます。
第2位:トヨタ・カローラ アクシオ
世界のトヨタというフレーズがあるだけにカローラは世界150カ国で販売されている車となっております。ハイブリット車は燃費はもちろんよく、愛車として長年使用するぶんにもコスパはかなり良い車です。
第3位:ホンダ・グレイス
ホンダのグレイスは室内空間はセダンの平均というような感じで収納力を求める方にはいまいち醸してませんが、グレイスはシートアレンジが多彩なため使い方次第でカバーが出来ます。上質な乗り心地と高い静粛性を備えておりますが、人気は程々なため中古車価格も下がっておりコスパの良い車となっております。
ファミリー層に大人気!ミニバンランキング
ミニバンはファミリー向けに設計されているモデルも多く、安全性はもちろん快適性も兼ね備えたミニバンは、内装がラグジュアリーなものからアウトドアに合うレジャー使用のものまでファミリー層から若年層と幅広い年代でも人気となっています。
第1位:トヨタ・エスクァイア
トヨタのミニバンとなると多くの方はノアやヴォクシーを思い浮かべるのではないでしょうか。ノアやヴォクシーは高級感をもたせたモデルとして設計されており、中古車であっても価格は高くなります。ですが、トヨタのエスクァイアはその兄弟モデルとして作られノアやヴォクシーの人気に隠れてしまっているため、比較的価格も抑えることが出来る車です。もちろん、燃費もよくコスパも最強レベルです。
第2位:ホンダ・ステップワゴン
ホンダのステップワゴンは、20年以上前に発売されていますが未だに人気は根強く現行モデルは5代目となっており、ハイブリットに加え安全性能も進化しているぶん価格は高額にはなりますが、中古車市場では価格は抑えられていて、コスパを考えると中古車で旧モデルは狙い目となっています。
第3位:日産・セレナ
日産のセレナはミニバンの中でもリセールバリューが高く、生産台数も多いため中古車市場でもかなり多く出回っています。セレナは安全性能が優れており、安全性・快適性において他社のミニバンには引けを取りません。また、ハイブリットは人気も高く燃費性能の観点からもコスパはかなり良いとされるでしょう。
まとめ
車の使用用途・頻度に加え、タイプ別でもコスパの良い車を様々紹介してきましたがいかがだったでしょうか?ライフスタイルに合った車種を選ぶことで維持費もかなり抑えられるのです。車の買い替えを検討されている方は是非参考にしてみてくださいね。