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20年前の車はメンテナンスが命!車の寿命を伸ばすには?

自動車の寿命は新車登録から10年と言われており、現在でも多くの方が10年が経過すると買い替え時と思われる方が多くいらっしゃいます。ですが、自動車の性能も耐久性も年々良いものとなっております。では何故、車の寿命が10年と言われていたのかというと、自動車のメーカーが車種ごとに部品の保証を・保管をしているのが約10年されており、10年・10万kmで交換費用の高い部品に不具合が生じてくるため不具合が出てくることから買い替えを推奨されることも含め、車の寿命という風に認識がされているのでしょう。

また1995年までは、10年が経過した車は1年毎に車検を受けなければいけませんでした。現在では自動車そのものの性能が上がったため2年の1度の車検で良いとされています。

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20年前の車はメンテナンスが命?

自動車の寿命が10年と言われていますが、20年前の車は乗れなくなってしまうのでしょうか?・・・いいえ、20年経った車もしっかりとメンテナンスをすることで安全に乗ることが出来ます!ですが自動車も機械ですから、日々のメンテナンスはとても大切です。どのようなメンテナンスをすれば20年も乗り続けることが出来るのか、自動車メンテナンスについて詳しくご紹介していきます。

自動車の要となるエンジン!

エンジンは車の要となる部品です。エンジンに不具合が出てしまうと動かなくなってしまいます。そんな重要パーツであるエンジンはメンテナンスをしっかりと行うことでエンジンの寿命を伸ばすことが出来るのです。エンジンの内部ではエンジンオイルが循環しています。エンジンエンジンオイルの量の確認・汚れ具合によって交換・オイルフィルターの交換はエンジンメンテナンスでは必須です。エンジンオイルはエンジン内の各金属パーツの潤滑をうながしたり、エンジンを冷却したりと、とても重要な役割を担っているのです。エンジンオイルが不足すると、重大なトラブルにもなりかねません。エンジンオイルの量の確認・オイルの交換を怠ってしまうとオーバーヒートの原因にもなります。また、エンジンオイルの汚れの確認も行う必要が在りますが、オイルの汚れ具合は素人が判断することは難しいため、お近くのディーラーまたは整備工場などにチェックを行ってもらいましょう。

バッテリー本体・バッテリー液の量も重要

エンジンルームにはエンジン意外にも重要な部品が集まっています。定期的に確認する必要があるものとしてはバッテリー本体のチェック・バッテリー液の残量が重要となります。バッテリーはライトやワイパー、カーナビやオーディオ等の電飾系装備を動かすには欠かない部品となっています。バッテリーの寿命としては一般的に2年~3年となっており、電圧が下がってくるとライトが暗くなる・エンジンの掛かりが悪い等の症状が出てきます。電圧のチェックはディーラーや整備工場に行くと測ってもらうことが出来ますよ。また、バッテリー液は車を使用するたびに減少してきます。バッテリー液が不足すると火災の原因にもなってしまいますので定期的に確認を行いましょう。

ウォッシャー液・ブレーキ液・冷却水のチェック

エンジン・バッテリーと重要部品のメンテナンスついてご紹介していきましたが忘れてはいけないものはまだまだあります!ウォッシャー液は、フロント・リアガラスの汚れを落とし視界をきれいに保つためのものです。また、ウォッシャー液は洗浄効果だけでなくガラスとの摩擦を減らし傷から守る効果もあります。ブレーキ液に関してはブレーキの制動力に直結する重要なものとなっています。ブレーキ液は急激に減少するものではありませんが定期的にチェックをしておくほうが良いでしょう。ウォッシャー液とは違い、ブレーキ液の補充に関しては専用の道具と正しい手順が必要となりますので、整備士の資格を持つ者に任せましょう。

冷却水についても重要な点検ポイントです。冷却水はエンジンを冷やす役割で冷却水が循環し冷却していることでオーバーヒートになるのを防いでいるのです。

20年以上、車を乗る場合の注意点

車を20年乗るためには日々のメンテナンスがとても大切になります。20年乗らないとしても安全に車を走行させるにはメンテナンスは欠かせませんが。自分でメンテナンスをきちんと行うことでさらに愛着が湧き知識も身につくでしょう。愛車を長年乗ることはとても良いことですが、20年以上、車に乗る場合の注意点も詳しくご紹介しておきたいと思います。

純正部品の在庫がない場合がある

ネット上でよく見る”メーカー側は車の部品を10年は在庫として置いておかなければならない”といった情報ですが、日本には法令での定めがなく、要望があってからいつまでに供給せねばらないという決まりはありません。中国やロシアでは供給義務として法令で定められていますが、日本では義務はなくメーカー次第なのです。

実際、トヨタの公式ホームページにも記載されていますが【出来るかぎり長く部品を供給できるように努めておりますが、何年間供給というのは一律に決まっていません。】との回答をしています。車を長年乗るには交換部品はいずれ純正では無くなるということは認識していなければいけません。

13年・18年で税金が上がる

自動車を所有している方にはみなさん課税されてしまう自動車税ですが、長く乗ることで税率が上がってしまうのです。税金が上がるタイミングとしましては新車登録から13年・18年と2段階で税率が上がってしまいます。自動車税はエコカーを除き、13年目に上がる税率として(排気量によって異なります)、概ね乗用車は15%の重税となっており、軽自動車は20%の税額が上がります。また18年目になると軽自動車は20%の増税、普通自動車39%の増税となります。さらに、上がる税金は自動車税だけではありません。自動車税と同じように重量税も高くなってしまいます。

買取価格がつかなくなる

20年前の車になると、やはり車自体に買取価格がつくことは無くなります。中古車として販売しても20年以上前の車は誰も購入しないため基本的にスクラップとなります。自動車の価値は10年以上経過すると買取価格がつくことは難しくなるため、高く買いとってもらいたい方は5年・7年の車検のタイミングで売却する方が多いのです。

まとめ

20年以上同じ車を乗るためには、日々のメンテナンスが重要とご説明してきましたが、いかがだったでしょうか?一昔前までは自動車の寿命は10年・10kmと言われていましたが、現在は自動車自体の性能も格段に向上し、車検のペースも変わりません。日々メンテナンスを欠かさないことでトラブルを早期発見し対処することで車に寿命は伸ばすことができるのです。

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