現在、廃車の買取業者は一時期よりもかなり増えてきています。それ自体は良い事なのですが、数が増えた事により選択肢が増えてしまい、どの業者に申し込みすべきか迷ってしまうという問題が新たに発生しています。
そこで、今回は廃車買取業者でどういった点に違いがあって、どういったサービス内容の業者に申し込みするべきか比較するべき点をご紹介いたします。
廃車買取業者同士での違い
多くの廃車買取業者がある中で、それぞれどういった部分に違いがあるのか。
その違いが「その業者の特徴」と言えば聞こえはいいですが、その違い次第では我々車を売る側にとってメリットが大きいのか小さいのかが左右される重要な部分になりますので、感情論では無く機械的に分析して比較をいきたいと思います。
買取額の違い
まず初めに挙げるべきは、やはり一番重要な廃車の買取額の違いでしょう。この買取額の差というのは、車をスクラップするしか方法がないような状況であれば大きな差は生まれにくいのですが、業者が持っている廃車の販路次第では大きく変動する事があるのです。
具体例で言えば、業者Aでは引き取った車はスクラップにして鉄資源としてリサイクルに回して現金化する販路のみを持っているとします。対して、業者Bでは鉄資源のリサイクル以外にも、パーツの再販ルートや海外輸出の販路を持っており、買い取った廃車をそこに回す事でより大きな利益を生み出すことが可能になります。

そうなれば当然、業者Aよりも業者Bの方がより高額査定をしてくれますので、業者間で買取額の違いが発生するのです。
手数料の差
廃車は自分で行うと、様々な工程において手数料が必要になります。
しかし、これを廃車買取業者に依頼することで、幾らかの手数料は無料になることがあります。
自分で廃車した際に必要になる手数料
- 解体手数料
- 車の輸送費
- 運輸支局での印紙代
そして、ここで重要になるのは、業者によってどの手数料が無料になって、どの手数料が有料になるのかが異なるという点です。

中には、廃車にかかる手数料が全て無料で設定されている業者もいますし、反対に解体手数料以外は全て有料で設定されている業者も存在しているのです。
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手続きの代行範囲
廃車買取業者のほとんどは、単に廃車を買い取るだけでは無く、廃車の際に運輸支局や軽自動車検査協会で必要になる廃車申請の手続きも代行してくれます。

しかし、手続きの代行に関しては業者によって対応可能な範囲が異なっており、初めから最後まで丸投げできる業者もいれば、解体までの代行に留まりそれ以降は自分で、という業者も存在しています。
運輸支局での廃車の申請手続き廃車基本的に面倒臭い書類の作成がありますので、基本的には代行付きの業者がよく利用されていますね。
還付金の扱い
車を廃車にした場合、その車に払ってきていた税金の一部を還付金として返してもらえる制度があります。
具体的には、車の所有に対して課税される自動車税と、車の重量に対して課税される重量税の2種類です。

この2つの税金の還付金は基本的には支払いを行なった人間に還付されるものですが、業者によっては還付の権利を買取額に含めて買い取る業者もいます。
買取額に受け取りの権利代金も含まれていますので損になる事はありませんが、事前にそのことを告知せずに契約を行う業者もいますので、そういった業者には注意が必要です。
重量税の還付金に関しては、車をスクラップにしない買取の場合は、そもそも還付金が発生しません。
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対応エリアの違い
最後は、廃車の買取を請け負っている対応エリアの違いです。
これはそのままの意味で、基本的に廃車買取業者であれば全国対応が可能ですが、個人経営の買取業者の場合は対応できるエリアの範囲が限られていますので、事前に確認が必要となります。

どういった条件の廃車買取業者がオススメ?
以上が、廃車買取業者でも違いの出る可能性がある項目となります。それなりに確認するべき項目が多いので、これを見たからといってまだまだ業者選びには苦労してしまうことでしょう。
ここからは具体的にどういった条件が揃っている廃車買取業者を選ぶべきかをご紹介していきましょう!!
金額面で好条件となる項目
まずは、やはり一番きになる金額面の話からいっておきましょう。廃車買取のサービスにおいて、金額面で注目すべきはやはり以下の2点でしょう。
- 買取額が高いこと(収入面)
- 手数料が無料であること(出費面)
そして、出費面に関しても、買取に出しているのに費用がかかってしまうとなっては本末転倒ですので、「手数料が安い」では無く「手数料が完全無料」となっている業者を選ぶようにしましょう。まず、収入面である買取額(査定額)が高い業者を選ぶべきということですが、これは前述でご紹介の通り買い取った廃車の販路が多い業者であればあるほど、査定額も高くなる傾向にあります。

丸投げできる事も重要
廃車買取の業者選びで重要なポイントの2つ目としては、どれだけ手間が少なくて済むかというポイントも重要になります。私が知る限り、一番手間が少なくて済む業者【カーネクスト】であれば、以下の3ステップで廃車が完了となります。
実際の流れ
- 申し込み
- 必要書類の準備
- 車と書類の引き渡し(自宅)
上記のステップだけでOKな業者の場合は、実質的に時間がかかるものとしては2番の書類の準備だけですので、トータルの時間で見ても30分以内の作業だけで可能となります。

逆に、これが代行サービスの範囲が低いとなると、上記の3番の後に自分で運輸支局もしくは軽自動車検査協会まで足を運んで書類の手続きが必要になります。しかも、これらの施設は平日の夕方までしか営業していませんので、一般的な社会人の方には実行することすら難しくなるのです。
なので業者選びの際には査定額の高さ以外にも、こういったどれだけ簡単に廃車できるかという点も注意するべきでしょう。
以上が、廃車買取の業者間での違いとなります。
なんの情報もなしに、一気に数十社の中から申し込みを行う業者を選ぶとなると大変な作業になりますが、予め上記でご紹介している比較条件に合致する業者であれば、一から探すと言ってもかなり作業量は削減できるのではないでしょうか。とはいえ、それでも業者選びに時間がかかることには違いないので、そういった場合はカーネクストに申し込みされる事をお勧めいたします。
この業者は、私が実際に申し込みしたことがある業者で、上記でご紹介している条件全てをクリアしている業者ですので、安心して申し込みして大丈夫な業者です。

廃車を検討されているかは、ぜひ参考にしていただければと思います!