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元車解体業者が教える!廃車にするような車をより高く売る方法【4つの秘訣】

廃車にするような古くてボロボロの車でも、車解体業者に依頼するとおおよそ乗用車なら1万円程、軽自動車でも5,000円程で買取ってもらえることが多いのですが、解体屋に車を任せるのはほんとに良い選択なのでしょうか?

【結論】から言ってしまうと、車を高く売るためには"解体屋"ではなく、"廃車買取業者"が一番高く買取を行ってくれます。

ではなぜ、廃車買取業者は車を高く買い取ることが出来るのか、どのような仕組みになっているのかご説明していきたいと思います。

ここの記事では、この解体屋より車をより高く売るためのノウハウをお伝えます。下取り(同じ店で新車購入時)を除き、車を買った中古車屋やディーラーなどに廃車を依頼してはダメです。

なぜ、解体屋はボロボロの車も買取るのか?

ではまず、解体屋はなぜボロボロの車でも買取が出来るのでしょうか。解体屋に車を売る場合とディーラー等に車を依頼する場合の違いについてこちらの画像を参考にしてみて下さい。

ざっくりした画像ですが、簡単にまとめると解体屋は、ディーラーと比べても中間マージンがなくその分を買取金額としてお客さんに還元しているわけです。中間マージンが発生するディーラーでは、場合によっては費用が発生することもあります。

海外で使う車として価値がある

日本車は、海外でも「壊れにくい、安全性が高い」などを理由に人気があります。少し古いデータになりますが、日本自動車工業会2005年に発表したアメリカの乗用車販売台数に占める日本ブランド車のシェアは41.2%にもなります。

さらに米国道路安全保険協会では毎年「TOP SAFETY PICK award」が発表され、総合評価が高いものには「トップ セーフティー ピック」、最高のものには「トップ セーフティー ピック+」の称号を与えています。

2014年アメリカの高速道路安全保険協会による信頼度順位では、

レクサス、トヨタ、マツダ、ホンダの順に、日本勢がトップ4位まで独占するほど!

【追記】2021/2/4時点:

「2020 TOP SAFETY PICK award」ではホンダ・マツダ・日産・スバル等ランクインしており、やはり日本の自動車メーカーの信頼度はかなり高いと言えます!

参照元:IIHS-HLDI:2020 TOP SAFETY PICK award

アメリカ以外でもアジアなどでは、日本では使われないような車体がボコボコしている車や、20万キロを超えているような車でも普通に使われていたりします。

そのため、日本では中古車として買取できないような車でも輸出用として、買取りしてもらえることがあります。

ハイエースやランクルなど海外で人気の車種や、車の状態がいい場合は輸出用として買取りされることが多いです。この場合は、解体屋よりも中古車の買取り業者の方が高く売れる可能性が高いので、中古車屋に査定依頼を出しましょう。

付属品や部品に価値がある

カーナビやアルミホイールはもちろん、エンジンやミッションなどの部品にも価値がある場合があります。

このような部品は、国内でも同車種の修理などに使われるだけではなく、海外で使われている日本車の修理にも使えるので、業者間で部品だけの取引が日常的に行われています。

鉄などの素材そのものに価値がある【重要】

自動車には大量の鉄などの素材が使われています。重さにすると以下の通りです。

軽自動車:1トン弱
普通車(コンパクト、セダン):1~1.5トン程度
大型車(ミニバン、SUV):2トン前後

車体(ボディガラ)を解体したときに出る素材には、鉄スクラップ、非鉄、雑品などに分類されて売却されます。

この中でも、鉄が一番多く使われているので、市場に出回る鉄スクラップH2(特級)の価格が廃車にするような車を売るときの価格に影響します。

鉄スクラップH2の相場は、株式会社鉄鋼新聞社のWEBサイトで確認できます。
アクセスすると、その日の鉄相場が以下のように表示されます。

鉄の相場は、地域や日により異なりますが、例えば東京の場合だと2017年3月21日現在で20,500円/トンです。乗用車の場合、1~1.5トンの鉄が使われているので、この例でいくと20,500~30,750円の間で取引されていることになります。これらの鉄は海外で再利用されます。

但し、この値段は市場の価格なので、解体屋がお客さんから買取る価格ではありません。大まかですが、パーツなどのプラスアルファになる評価がない場合は、この相場の4~5割くらいの8,000~10,000円が実際の買取価格になることが多いです。

足回りは、鉄問屋等でギロチン加工され、国内需要向けに各電炉の規格で販売していますが、鉄スクラップに比べると買取価格に影響が少ないです。

廃車にするような車を少しでも高く売る4つの秘訣

廃車にするような車を少しでも高く売る4つの秘訣をご紹介します。まず初めに注意すべき点としましては、車を売る月を気を付けよう!結論から言いますと、高く売れる可能性が高いのは5~7月なのです

廃車にするときは、繁忙期を避けることで高価買取りになる可能性が高いです。

1.繁忙期の場合

廃車業者の繁忙期は12月~3月です。これは、車を保有したまま4月を迎えると、その時点の所有者に自動車税の請求が来るため、この支払いを避けるために3月までに廃車手続きをする方が多いからです。
この支払いを避けるために、12月~3月は廃車にする人が増えます。特に3月は通常月の1.5~2倍に増えます。

繁忙期は、廃車業者の担当部署に抹消登録のための書類が山積みになります。

そのため、ほっといても車が集まる繁忙期は、無理に高いお金を出して買取る必要がないため買取価格が安くなります。

この時期は「この価格で引き取れればラッキー」くらいの気持ちで値段付けをします。実際には、4月を過ぎて自動車税を払ったとしても、廃車手続きをすると過払い分は還付されるので、繁忙期に売るのはお勧めできません。

2.逆に繁忙期以外の場合

閑散期4月~7月
※但し、4月は集めた車のスクラップ作業で忙しい
通常月8月~11月

廃車業者は、繁忙期に集めた廃車申請作業が終わる5月頃から暇になります。

そのため、閑散期は多少お金を出してでも車を集めて仕事を確保するので、この時期は値段の交渉がしやすく、高く買取ってもらえる可能性が高くなります。

3.持ち込みをすれば、買取価格アップ

動かない車は、解体屋にレッカー車で引き取りに来てもらう必要がありますが、自走可能な場合は自分で業者のところに持って行くことで買取り金額にプラスで上乗せしてもらえることが多いです。もちろん全ての業者で適用できるかはその業者によりますが。

業者がお客さんのところに引き取りに行くと、ガソリン代や人件費がかかるため、実は楽な持ち込みは大歓迎されます。少しでも高く買取ってもらいたい場合には、自分で持ち込むことを伝えて特典を受け取りましょう。

4.税金や保険の還付はしっかり行う

自動車を保有していると、自動車税や重量税など様々な税金の支払いが必要となってきますよね。廃車にするとこれらの税金が、還付金申請手続きをすることで戻ってきます。

カーネクストに依頼される場合は、この手続きも代行してもらえます。

自動車重量税

車の重さによりかかる税金。車検時などに2年か3年分まとめて払います。輸出の場合は戻りません。必ずリサイクル法に基づいた適正な解体をする必要があります。

自動車重量税還付金の求め方は、「還付金=納付された自動車重量税×車検残存期間÷車検有効期間」です。車検残存期間とは、「車を解体屋に持って行った日」と「一時抹消登録をした日」のどちらか遅い日の翌日から車検終了時までの期間のことを言います。

【還付の手続き】
永久抹消登録と同時に、運輸支局にある書類に記入して行います。申請後3ヵ月ほどで指定した銀行口座に振り込まれます。

参照元:使用済自動車に係る自動車重量税の廃車還付制度について

自動車税

車の所有者に、強制的に課せられる税金で、道路へのダメージを修復する為に負担するとされています。4月1日時点での自動車所有者とされていて、5月上旬に自動車税事務局から請求が来て1年分を先に支払います。

自動車税を支払いたくないために、3月末までに急いで廃車にする方が多いのですが、仮に4月以降に廃車にしても手続きをすれば還付されます。

【還付の手続き】
こちらは特別な手続きはなく、廃車手続きをすると自動的に自動車税の過払い分が還付される仕組みになっています。廃車手続き後、2ヵ月ほどで通知が来るので、指定の金融機関に持って行けば支払われます。

自賠責保険

自賠責保険は、任意保険とは違い必ず加入しなければならない保険です。廃車後、保険の残り期間が1ヶ月以上だと、保険会社に連絡をして手続きをすることで返金されます。

【還付の手続き】
普通自動車 (永久と一時抹消の場合)
保険会社に「登録事項証明書のコピー(永久抹消の場合)or一時抹消登録証明書(一時抹消の場合)」「自賠責保険所の原本」「所有者の認印」以上の3点+振込み口座を所定の用紙に書いて提出。

軽自動車
契約した保険会社に「自動車検査書返納証明書のコピー」「自賠責保険所の原本」「所有者の認印」以上の3点+振込み口座を所定の用紙に書いて提出。

解体屋に買取ってもらう場合は、この還付金がどのようになるか必ず相談しましょう。業者によっては、還付金を上乗せして買取る場合もありますし、悪い業者の場合は、還付金があること伝えずに横取りする業者もいるので、注意が必要です。

車をより高く売る方法のまとめ

話しが長くなりましたが、簡単にまとめると

閑散期の1~3月には絶対に売らない。特に3月はNG
廃車にする時期は5~7月が高額買取りのチャンス
自動車解体業の許可を持っている業者に2~3社に査定を依頼
税金などの還付金がどのようになるか確認
※還付金の横取り業者に注意
業者が決まれば、車は自分で持ち込む(業者による)
これらを実践すれば、廃車にするようなボロボロな車でも、相場より高く買取ってもらえます。ボロボロの車を高く売るためには業者選びもかなり重要になってきます。一括査定も良いですが・・・、ネコ店長的には2~3社に絞って査定額を比べる方法をお勧めしています。(一度、一括査定を利用し電話が鳴りやまなくなったので・・・笑)
実際にわたくしネコ店長も利用したことがある廃車買取カーネクストでは0円と査定された車を何と15万円で買取をしてくれました。査定費用は完全無料のため、車の手放しを検討されている方は一度問い合わせしてみることをおすすめします☆

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