政府が自動車産業の支援策として復活させるエコカー補助金制度の概要が17日、判明した。
一定の燃費基準を満たす車種を2013年1月末までに購入した人に対し、乗用車で10万円、軽自動車には7万円を補助する方向で最終調整している。
補助金の対象は、15年度燃費基準を満たす車種に加え、旧基準を達成している一部車種にも拡大する方向だ。対象台数は340万台程度になるとみられ、政府は総額3000億円を4次補正に計上する。
エコカー補助金は緊急経済対策の一環として09年4月に導入され、延長を含めて10年9月まで適用された。当時は、10年度燃費基準を達成した車種が対象で、補助額は、乗用車10万円、軽自動車5万円で、登録から13年を超す古い車を廃車にして買い替えた場合は乗用車で25万円、軽自動車で12万5000円に補助額が上積みされた。
前回のエコカー補助金制度に比べ補助金の額が
○乗用車 :25万円→10万円
○軽自動車:12.5万円→7万円
このように約半額になっていてお得感は少ないですが、これから買い替えを考えてる方は
補助金開始まで待った方がよさそうですね。開始時期は4次補正の成立後に始まります。
また、トラックやバスなども15年度燃費基準を達成している機種なら以下の補助金を受けられます。
・大型車は90万円
・中型は40万円
・小型は20万円
大型車の場合90万円もらえると思うとすごいですが、トラックやバスは単価が高いですからね。
前回と同様に、予算を使い終えた時点で終了になる予定なので注意が必要です。
前回は、初めての助成金制度ということもあり、ディーラーが制度を理解していないで
廃車が遅れてしまったため、助成金がもらえないといったお客さんが出る
トラブルがかなりあったそうです。
助成金をもらえると思い新車を買ったお客さんが激怒してしまい
ディーラー側が助成金と同じ金額を負担したというような話もありました。
とりあえず、今新車を買おうと思っている人は待つ。
助成金制度が始まったら予算がなくなる前に廃車にして新車を買う。
これで助成金制度を間違いなく受けられます。