自動車重量税とは、車検・新規登録の際に自動車の重量等に応じて支払う税金のことを指します。
国税の一種で、徴収金額の3/4は国の一般財源、残りの1/4は市町村の道路整備財源に使われています。
自動車重量税は、車検時などに2、3年分まとめて払います。
そのため、次の車検前に廃車にすると、廃車にした時から車検が切れるまで間は過払いとなります。
この過払い分を返金してもらう制度を自動車重量税還付制度と言い、自動車がリサイクル法にもとづく適正な廃車(永久抹消)をされた場合のみ適応されます。
以下の表は、重量別支払い金額です。
車検期間 | 1年 | 2年 | 3年 |
~1t | 12,600円 | 25,200円 | 37,800円 |
1~1.5t | 18,900円 | 37,800円 | 56,700円 |
1.5~2t | 25,200円 | 50,400円 | 75,600円 |
2~2.5t | 31,500円 | 63,000円 | 94,500円 |
~3t | 37,800円 | 75,600円 | 113,400円 |
軽自動車 | 4,400円 | 8,800円 | 13,200円 |
自動車重量税還付に関するよくある質問
Q.廃車ではなく、自動車を輸出した場合、還付を受け取れますか?
A.輸出した場合は還付を受けることはできません。
リサイクル法に基づいて、適切に解体されたときのみ受け取ることが出来ます。
自動車を中古車として売却したときも受け取ることは出来ません。
Q.一時抹消登録でも自動車重量税は還付されますか?
A.一時抹消登録の場合は、還付はありません。
還付されるのは自動車税と自賠責保険の2つです。