廃車にするなんてもったいない! > 手続きの基礎知識

手続きの基礎知識

廃車って?

「車検が切れるし、この車も古いから廃車にしようかな・・・」
「でもどうやって廃車にするんだ?」

そんなことを考えている人も多いと思います。注意して頂きたいのが、自動車を解体しても廃車にしたことにはなりません。廃車にするためには、必ず手続きが必要になります。その手続きには、「永久抹消登録」と「一時抹消登録」の2種類あります。この2つの抹消手続きのうち、どちらかの手続きをすると「自動車を廃車にした」ということができます。

また、最近では鉄の価格が上がっているので、廃車にするような自動車でも買取してもらえる可能性があります。詳しくはオススメの廃車業者を参照してください。

廃車にかかる費用の相場

廃車にかかる費用には、「車両本体の処分料金」、「リサイクル料金」、「車の運送料金」、「抹消手続きの代行料金」、以上があります。

■車両本体の処分料金
有料の業者もありますが、パーツを下取り処分料金を無料にしてくれる業者もあります。
そのときの鉄の価値にも左右されます。

■リサイクル料金
平成17年2月1日以前に車検を通した方のみ負担。
※これ以降に車検を取った方は車検時に必ず支払っています。

車種によって異りますが7,000円〜18,000円かかります。
詳しくはリサイクル法と料金へ

■車の運送料金
地域・業者によって異なります。参考にJAFで車を運送してもらった場合の料金は

5km未満→無料
5km以上10km未満→3,000円
10km以上15km未満→6,000円
※JAFは有料会員サービスの為、安い料金になっています。

■抹消手続きの代行料金
業者に頼むと5,000〜10,000円くらいかかります。


廃車を自分で行う前に廃車業者に査定・見積もりしてもらうことをオススメします。最近では鉄の価格が高いので、買取してもらえる可能性もありますよ。
廃車業者の一括査定

リサイクル法と料金

※平成17年2月1日以前に車検を取った方のみ対象

自動車リサイクル法とは、平成14年7月成立した法律で、廃車にする車を、所有者・関連事業者・自動車メーカーで正しく処理して再利用できる物は再利用し、廃車時のゴミを少なくする為に生まれた法律です。

リサイクル料金を支払うと、リサイクル券(預託証明書)が発行されます。リサイクル券は廃車時に必要となるので、絶対に無くさないで下さい。対象車となる車は、被けん引車、二輪車(原付、側車付を含む)、大型特殊自動車、小型特殊自動車、農業機械、林業機械、スノーモービル、公道を走らないレース用自動車、ホイール式高所作業車、無人搬送車などです。

所有者が支払う料金は、以下の処理の為に使われます。
・エアコンに使われているフロンガス
・エアバッグ類
・シュレッダーダスト(解体・破砕後に残るゴミ)

この3点の処分に使われる費用なので
中古車として買取してもらう場合や
海外に輸出する場合にはリサイクル料は返金されます。

リサイクル料金の具体的な金額は?
軽・小型自動車 7千円〜1万6千円程度
普通乗用車   1万円〜1万8千円程度
中・大型トラック 1万円〜1万6千円程度
大型バス    4万円〜6万5千円程度

メーカー別リサイクル料金
スズキダイハツトヨタ日産マツダホンダ三菱

永久抹消登録とは

事故や水没して使えなくなった車、車検が切れて乗れなくなった車を解体して二度と乗れない状態にし、陸運局で行う廃車手続きを永久抹消登録といいます。世間一般でいう廃車とはこの永久抹消登録のことです。

使わなくなった車をそのまま放置しておいた場合でも税金を請求されてしまうので、廃車することを考えた方がいいでしょう。事故などを起こしてしまい、車検が残っているのに廃車にする場合には、車検の残り期間に応じて自動車税が一部戻ってきます。※車検の残り期間が1ヶ月以上の場合。詳しくは自動車重量税還付制度とは

また、ローンが残っている場合には、基本的に廃車にすることはできません。これは所有者が、販売店やクレジット会社になっているからです。この場合には、まずローンを払い終え、所有権解除の手続きをしなければなりません。詳しくは、車のローンが残っている場合

一時抹消登録とは

入院や海外出張など、なんだかの理由で長期間自動車を使用しない場合でも自動車税などの税金は納めなくてはなりません。そんな時に、税金の支払いを止めるなどの理由で、一時的に廃車状態にする手続きを一時抹消登録といいます。

一時抹消の手続きは、ナンバープレートを外して陸運局に持っていくなど手続きが少し面倒なので、自動車に乗らない期間が3ヶ月くらいなら一時抹消手続きはしない方がいいかもしれません。

またローンが残っている場合には、一時抹消登録は行えません。これは所有者が、販売店やクレジット会社になっているからです。この場合には、まずローンを払い終え、所有権解除の手続きをしなければなりません。詳細は「ローンが残っている場合」を参照してください。

ローンが残っている場合

自動車のローンが残っている状態では、基本的に廃車にすることはできません。これは車検書の所有者が、自分ではなくお金を借りている会社名義になっているためです。※銀行借入の場合には所有権留保はありませんので、普通に廃車にできます。


■すぐにローンを返済できる方

所有権解除するには、ローンを全額払い終えた上で、お金を借りている会社に連絡し「所有権解除を希望する」と伝えて書類一式を送ってもらいましょう。その書類を記入後、送りなおせば、委任状と譲渡証明書がもらえます。この委任状と譲渡証明書は、廃車手続きのときに使いますので無くさないようにして下さい。

■すぐに返済できない方

販売店やクレジット会社に事情を説明して、残りのローンを必ず払うことを約束して、了解が得られれば廃車に出来ます。万が一、了解が得られなく廃車に出来ない場合でも自動車税の支払はしなくてはなりません。

そこで、廃車にできない場合でも自動車税の支払い停止の手続きは行いましょう。

■自分で行うのが面倒な場合

廃車の手続きは面倒ですよね。そんなときは、廃車業者に任せるのも手です。もしかすると廃車にするような自動車でも買取ってもらえる可能性があるので、一度お願いしてみることをオススメします。複数の廃車業者に一括で査定をお願いできるサイトもあるので利用してみてはいかがですか?
http://www.haisha-satei.jp/